今回の記事では「交通安全のために覚えておくべき知識」を紹介していきますが、皆さんは「3S運転」という言葉を聞いたことありますか?
この「3S運転」とは、高齢者や子どもなどの交通弱者を守るために取るべき「3つの運転行動」のことになります。
運転をする上でとても大切なことなので、聞いたことがなかった人は、ぜひこの記事で覚えていってくださいね。
安全運転に大切な3つの行動とは?
この3S運転のことについて、1つずつ紹介していきます。
1つ目の行動
1つ目はSLOW(減速)になります。
目の前に自転車が走っているときや、狭い住宅街を走行するときには、必ず減速することを心がけましょう。
特に住宅街を走っているときは、自分が思っている以上に速度が出ているものです。
歩行者などがその場にいなくても、細心の注意を払ってください。
また、道路上にひし形マークが出てきたら、前方に横断歩道または自転車横断帯があることを示しています。
ひし形マークが見えたら減速し、子どもの急な飛び出しに注意しましょう。
2つ目の行動
2つ目はSTOP(停まる)になります。
横断歩道や交差点に人がいる場合は迷わず停止してください。
行けそうだなと思うことが1番いけません。
また、狭い道路や見渡しの悪い交差点では、止まれの標識がなくても停止するのが適切になります。
事故を起こさないために、少しでも不安な場面に遭遇したら、停まることを最優先にしましょう。
3つ目の行動
最後の3つ目はSEE(見る)になります。
私はこの中でも、見るという動作が一番重要なことだと思います。
減速するにしても停まるにしても見ていなければ危険を察知することが出来ません。
安全確認を怠れば、必ず事故に繋がります。
周りの状況に気を配り、迅速に対応出来るように注視しましょう。
また、近年増えてきた「ながら運転」による事故や、脇見運転による事故は全て未然に防げるはずの事故になります。
スマホを見ながらの運転などは、絶対にやめましょう。
間に合わなかったでは済まされません
この3S運転は、運転をする上で当たり前の行動だと思いますが、この当たり前のことが出来ない人が多いから事故は減らないのだと思います。
事故を起こして困らないように、この3S運転を必ず実践して、事故がなくなるよう安全運転に務めましょうね。