足の速い動物と言ったら、あなたはどんな動物を想像しますか?
もちろん、真っ先に思い浮かべるのはチーターが多いかと思いますが、それ以外に足の速い動物は何だろうと考えると、なかなか思い浮かばなくはないですか?
そのため、今回の記事ではちょっと気になる「足の速い動物ランキングTOP10」を紹介して行こうと思います。
チーター以外にも足の速い動物はたくさんいるので、ぜひチェックしてみてください。
1位 チーター
足の速い動物ランキング1位の動物は「チーター」になります。
チーターは700mを走る時間を測ったところ22.4秒という結果が出たそうで、これを時速に直すとチーターの足の速さは時速112.5kmになります。
また、個体によっては最大で時速120kmで走るチーターもいるそうで、とんでもない速さです。
ただ、チーターは持久力がないという欠点があり、この速度で走れる距離は200m〜500m程しかなく、そのせいで狩りの成功率は50%以下になるそうです。
どれだけ走るのが速くても、持久力がないとなかなか狩りは成功しないみたいですね。
2位 プロングホーン
足の速い動物ランキング2位の動物は「プロングホーン」になります。
プロングホーンの最高速度は時速98kmあると言われ、チーターに次ぐ速さになりますが、実はチーターよりも優れている点があります。
何が優れているかというと、それは持久力であり、プロングホーンは時速70km以上の速度を維持しつつ、長距離を走ることが出来ます。
そのため、長距離走ならチーター以上の速さを誇る動物なのです。
ちなみに、このプロングホーンの足の速さはチーターから逃げる為に発達したという説もあるみたいです。
3位 スプリングボック
足の速い動物ランキング3位の動物は「スプリングボック」になります。
スプリングボックの速さは時速88〜90kmあると言われ、鹿に似ていますが、実はウシの仲間です。
スプリングボックは足の速さもそうですが、跳躍力もかなり優れていて、3mくらい跳べるそうです。
また、ライオンなどの多くの肉食動物の標的にされてしまうため、過酷な環境を生き抜くために足の速さと跳躍力を身につけたと言われています。
4位 クォーターホース
足の速い動物ランキング4位の動物は「クォーターホース」になります。
クォーターホースの速さは時速88.5kmあると言われ、競争馬として改良された品種であるサラブレッドより速く走ります。
ただ、チーターと同様に持久力がなく、長距離を走ることは得意ではないため、日本で競争馬としては使われていません。
しかし、誘導馬として競馬場で仕事をしているクォーターホースもいるので、見かけるチャンスはありますよ。
5位 ヌー
足の速い動物ランキング5位の動物は「ヌー」になります。
ヌーの速度は時速80kmあると言われ、見た目からは速く走れそうに見えませんが、かなりの速さです。
ライオンに狙われることが多々ありますが、持久力ではライオンよりも優れているため、逃げられることもあります。
5位 ブラックバック
足の速い動物ランキング同じく5位の動物は「ブラックバック」になります。
ブラックバックの速度は時速80kmあると言われ、この速度を維持しながら1.5kmの距離を走ることができる優れた持久力もあります。
また、ブラックバックは警戒心がかなり強いそうで、常に周囲に注意を払っており、動物園などでも人が近づくと遠くに逃げてしまうみたいです。
5位 ライオン
足の速い動物ランキング同じく5位の動物は「ライオン」になります。
ライオンの速度は時速80kmほどと言われていますが、実際にこの速度を出せるのはほんの数秒しかなく、平均的には時速60kmで走るそうです。
ライオンもチーターと同様に持久力がないため、獲物にそっと近づき一瞬の隙をつく、短期決戦型の動物になります。
8位 ジャックウサギ
足の速い動物ランキング8位の動物は「ジャックウサギ」になります。
ジャックウサギの速度は時速72kmあると言われ、ウサギの中では1番足が速いです。
天敵に標的とされた際は、小さい身体を活かしてジグザグに逃げ回ったり、跳躍力を活かして逃げ切ります。
個人的な意見としては、目がとても怖いですね。
8位 ヘラジカ
足の速い動物ランキング同じく8位の動物は「ヘラジカ」になります。
ヘラジカの速度は時速72kmあると言われており、世界最大のシカになります。
大きい個体では体長が3m、体重は800kgもあり、この大きさの生物が時速72kmで走るのはかなり恐ろしいことです。
奈良公園にいるシカとは大違いですね。
10位 アカカンガルー
足の速い動物ランキング10位の動物は「アカカンガルー」になります。
アカカンガルーの速さは時速70kmあると言われ、優れた跳躍力により速く走ることができます。
また、2km程の距離であれば、時速40kmで跳躍し続けることもできるそうです。
ただ、カンガルーは残念なことに後退することはできません。
いかがでしたか?
思いのほか、知らない名前の動物のほうが多かったのではないかと私は思います。
ぜひこれを機に、いろんな動物の生態について調べてみてはどうですか?