あなたは「原料」と「材料」の違いを知っていますか?
この2つは似ている言葉なので「違いなんてあるのか?」と思うかと思いますが、しっかりとした違いがあります。
どんな違いがあるのか気になった人は、この記事をチェックです。
原料と材料の違いについて
「原料」と「材料」の違いとは「原型をとどめているか、いないか」の違いで、
- 「原料」とは原型をとどめていないもの
- 「材料」とは原型をとどめているもの
になります。
これを例えてみると、
- オレンジジュースは「オレンジの原型をとどめていない」ので「オレンジが原料」
- 東京タワーは「鉄の原型をとどめている」ので「鉄が材料」
のような使い方をします。
そのため、何か物などを作って完成したときの状態によって使い方が変わるのです。
他の例文で例えてみると
- チョコレートの原料はカカオです。
- サンドイッチの材料はハムとたまごです。
- バターの原料は牛乳です。
- おもちゃの材料は木です。
完成したもので原型がある場合は「材料」と使うことを覚えておきましょう。
「チョコレートの材料はカカオ」という使い方は間違いです。
それなら原材料とはなんだ?
原材料とは、原料と材料の2つをまとめた言葉になります。
何かしらの食品などの中には、原型を「とどめたもの」と「とどめてないもの」の両方が入っているので、裏面などに「原材料」という言葉を使って表しています。
また、この食品の裏面に書いてある原材料とは「重量の多いもの」から書いてありますよ。
まとめ
今回の記事をまとめると、
- 原型をとどめていないものは「原料」
- 原型をとどめたものは「材料」
- 原料と材料をまとめた言葉が「原材料」
になります。
いかがでしたか?
これを機に、他にも似たような言葉に心当たりがあったら、違いについて調べてみてくださいね。