【読み間違える漢字】「凡例」「訃報」この漢字読み間違えてない??

皆さんは上の写真にある漢字を正しく読めますか?

このような漢字で、たまに見かけるけど読み方に自信がない漢字って結構ありますよね?

この記事では、日常的に出てくる意外と読み間違える漢字を10個紹介しますので、間違った読み方で覚えていないかチェックしてみてください。

1つ目 凡例

この漢字をパッと見て思い浮かぶのは「ぼんれい」ではないですか?

残念ながらそれは間違いで、この漢字の正しい読み方は「はんれい」になります。

最初の漢字が凡人(ぼんじん)などで使われる「凡」のため、「ぼんれい」と読んでしまう人が多いかと思いますが、それは間違いなので「はんれい」で覚えましょう。

書物などの冒頭にあり、編集目的や方針、使い方などを述べたもの。

2つ目 汎用

この漢字もまた「ぼんよう」なんて読んでしまいそうですが、正しい読み方は「はんよう」になります。

1つ目の漢字(凡例)と似ていて、「ぼん」というイメージから間違えて読んでしまう人が多いかと思いますので注意しましょう。

一つのものをいろいろな方面に広く用いること。例文「汎用性が高く便利なものだ」

3つ目 貼付

これは素直に「はりつけ」と読みたくなりますが、正しい読み方は「ちょうふ」になります。

「はりつけ」の場合は、「貼り付け」と送り仮名を必要とするので注意してください。

また、この漢字は慣用読みで「てんぷ」とも読むことができます。

慣用読みとは、本来は間違っている読み方が広く用いられ、定着した一般的な読み方。

「てんぷ」でも間違いではないですが、本来の読み方は「ちょうふ」であることは覚えておきましょう。

はりつけること。

4つ目 早急

この漢字は「そうきゅう」と読んでいる人のほうが多いかと思いますが、正しい読み方は「さっきゅう」になります。

じゃあなんで「そうきゅう」と読んでいる人が多いのか、それは先ほどの漢字と同じで慣用読みだからです。

今現在、一般的には早急を「さっきゅう」と読んでいる人はほとんどいませんが、本来の読み方は「さっきゅう」だと覚えておきましょう。

非常に急ぐこと。

5つ目 出納

「しゅつのう」と読みたくなりますが、この漢字の正しい読み方は「すいとう」になります。

ただ、今の辞書には「すいとう」と書かれているのが一般的ですが、昔は「しゅつのう」と読んでいたそうです。

平安時代に役所などで物の出し入れをしていた役職の人を「出納」(しゅつのう)と呼んでいた。

役職のことを指していた時代は「しゅつのう」と読んでいたみたいですが、今はそのような言い方は少ないので「すいとう」と読んだほうが良いでしょう。

金銭や物品を出し入れすること。

6つ目 押印

これは「おしいん」ではなく、正しい読み方は「おういん」になります。

社会人となればよく見かける言葉ですが、意外と間違えて読んでいる人が多いので注意しましょう。

印を押すこと。

7つ目 漸く

なんとなく「しばらく」と読みたくなりますが、正しい読み方は「ようやく」になります。

この漢字は、斬る(きる)という漢字のイメージから、違う読み方を連想してしまう人が多いそうです。

また、難しい漢字だからか、読み間違いをしている人が多いので間違えないようにしましょう。

ちなみに、「しばらく」は「暫く」なので、これも一緒に覚えておきましょう。

長い間実現しなかったことがやっと実現するさま。

8つ目 訃報

「けいほう」と読んでしまいそうですが、正しい読み方は「ふほう」になります。

この言葉は大事な場面でしか使われないのでちゃんと読めるように覚えておきましょう。

ただ、この漢字は目にする機会が多いので、ちゃんと読める人のほうが多いかもしれませんね。

人が亡くなったときに届く知らせのこと。

9つ目 逝去

これは「いきょ」と読んでしまいそうですが、正しい読み方は「せいきょ」になります。

この言葉も読み間違えたらよくないのでしっかり覚えておきましょう。

死の尊敬語。身内以外の人に対して使う言葉。

10つ目 礼賛

これは「れいさん」ではなく、正しい読み方は「らいさん」になります。

日常的に使うような言葉ではないですが、読み方が間違いやすいので頭の片隅に入れておきましょう。

ほめたたえること。

 

いかがでしたか?

思いのほか読めない漢字の方が多くはなかったですか?

何かのタイミングで漢字を見たときに、読めない漢字があったりするとなかなか恥ずかしい思いをしますので、覚えておいて損はないと思いますよ。

最新情報をチェックしよう!