魚へんの漢字を見ると、読めそうな見た目だけど読めないものって多くないですか?
上の写真の場合だと「魚」に「花」と書いて「𩸽」となりますが、なんとなく読めそうで読めないですよね。
ですが、このような難しい漢字でも読み方を聞いたら知っているものが多いと思います。
この記事では、聞いたことあるけど漢字だと分からないだろうと思った漢字10選を紹介します。
ちなみに「𩸽」は一番最後に出てきますよ。
1つ目 鱈
「魚」と「雪」が合体したこの漢字は「たら」と読みます。
この漢字の由来は、身が白く雪のように見えるからだといわれてます。
2つ目 鯱
「魚」と「虎」が合体したこの漢字は「しゃち」と読みます。
この漢字の由来は、「シャチ」は海の食物連鎖の頂点にいる生き物で、虎のように獰猛なところから、この漢字になったといわれています。
また、想像上の動物である「シャチホコ」も同じ漢字(鯱)になります。
3つ目 鯆
「魚」と「甫」が合体したこの漢字は「いるか」と読みます。
この漢字の由来は、「甫」という漢字に「はぐくむ」という意味があり、イルカが乳を飲ませて育てる哺乳類であるところが「はぐくんでいる」ということで、この漢字になったといわれています。
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4つ目 鯑
「魚」と「希」が合体したこの漢字は「かずのこ」と読みます。
この漢字の由来は、「かずのこ」が粒の多さから子孫繫栄を連想される縁起物であり、「希」という漢字には「こいねがう」という意味があることから、「子孫繫栄をねがう」でこの漢字になったといわれています。
5つ目 鯣
「魚」と「易」が合体したこの漢字は「するめ」と読みます。
この漢字の由来は、「易」という漢字が「変わる」という意味があり、「イカ」が「するめ」に変わることからだといわれています。
6つ目 鰤
「魚」と「師」が合体したこの漢字は「ぶり」と読みます。
この漢字の由来は、「師」という漢字に「年寄り」という意味があり、ブリは出世魚として有名なことから、「年をとった魚」でこの漢字になったといわれています。
7つ目 鮪
「魚」と「有」が合体したこの漢字は「まぐろ」と読みます。
この漢字の由来は、「有」という漢字に「広範囲を囲う」という意味があり、まぐろは回遊性の魚で広い範囲を囲うように移動するため、この漢字になったといわれています。
8つ目 鰒
「魚」と「复」が合体したこの漢字は「ふぐ」と読みます。
この漢字の由来は、ふぐは怒ると腹をふくらませるというところから、この漢字になったといわれています。
また、この漢字は本来アワビを意味しますが、音読みで「フク」と読むため、「ふぐ」を表す漢字となりました。
9つ目 鯰
「魚」と「念」が合体したこの漢字は「なまず」と読みます。
この漢字の由来は、「念」という漢字に「ねばる」という意味があり、体が「ぬるぬるねばる」というところから、この漢字になったといわれています。
10つ目 𩸽
「魚」と「花」が合体したこの漢字は「ほっけ」と読みます。
この漢字の由来は、「ほっけ」の幼魚が美しい青緑色をしており、その幼魚の群れが花のように美しいところから、この漢字になったといわれています。
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いかがでしたか?
ここで紹介した10個の漢字は、普段ならカタカナで見ているようなものばかりでしたね。
あまり漢字で見かけることはないですが、ふとした時にこの漢字を読むことが出来たらかっこいいと思いますよ。