皆さんは、似てるようでちょっと違う言葉や物をちゃんと理解していますか?
○○と○○の違いって知ってるようで知らないものがたくさんあると思います。
必ず聞いたことも使ったこともあるはずですが、正確に違いを言える人は少ないでしょう。
なので、この記事では聞いたこと、見たことはあるけど違いが分からなそうなものをまとめてみました。
宅配便と宅急便の違い
今のご時世ではネットでのお買い物が増え、宅配サービスの利用がかなり増えていますが、いつも荷物を運んでくれている宅配便と宅急便の違いは知っていますか?
宅配便とは、比較的小さな荷物を各地へ配送するサービスのことで宅急便も内容としては同じになります。
ではどうして2つの言葉があるのかというと、実は宅急便とはヤマト運輸の登録商標なのです。
なので、宅配事業全般を宅配便といい、ヤマト運輸が提供しているサービスを宅急便といいます。
似ている言葉ですが、ちゃんとした違いが隠されていましたね。
その他の運輸会社にもそれぞれ名称がありますのでまとめておきます。
ヤマト運輸 | クロネコヤマトの宅急便 |
佐川急便 | 飛脚宅配便 |
西濃運輸 | カンガルー便 |
トナミ運輸 | パンサー宅配便 |
幼稚園と保育園の違い
幼稚園と保育園のどちらに入れたらいいか迷う方が多いのではないでしょうか。
幼稚園と保育園は似ているイメージが強いですが、本当はそこそこ違うところが多いです。
まずは表でまとめてみます。
保育園 | 幼稚園 | |
対象年齢 | 0歳から小学校入学前 | 満3歳から小学校入学前 |
保育時間 | 原則8時間 | 標準4時間 |
休園日 | 長期休暇なし | 長期休暇あり(夏休みなど) |
給食 | 義務 | 任意 |
管轄 | 厚生労働省 | 文部科学省 |
法令 | 児童福祉法 | 学校教育法 |
こうしてみると違うところがたくさんありますが、気をつけたい違いは給食と長期休暇の有無ですね。
幼稚園の場合はお弁当を作ったり、夏休みなどの長期休暇があるため家に子供がいる時間が多く、負担が大きくなります。
そのため共働きのご家庭では、保育園に入園させるほうが多いです。
また、2歳まで保育園で保育してもらい、3歳から幼稚園に転園させるご家庭もあるそうです。
理由としては、小学校入学前にママ友などの関係を築くことと、子どもの教育のためなどになります。
保育園は「保育」を目的としていますが、幼稚園は「教育」を目的としているため、読み書きなどの時間が幼稚園のほうが多くあり、小学校入学前の準備をするなら幼稚園のほうがいいと考える人が多いそうです。
これからお子さんが成長するご家庭では、子供のためにしっかりと判断するための知識が必要になってきますね。
自動販売機の硬貨投入口の縦と横の違い
私たちの生活の支えとなっている自動販売機ですが、硬貨の投入口が縦と横で使い分けられているのは知っていますか?
自動販売機を使用する際にあまり意識をしないかと思いますが、実は売られている物によって硬貨識別装置の大きさが、縦向きと横向きで違います。
一般的には、飲料やタバコなどの商品が売られている自動販売機は横向きの投入口で、駅の券売機などチケットを購入するものには縦向きの投入口が使用されています。
なぜ識別装置の大きさを変えているのでしょうか?
投入口が横向きの場合
横向きの投入口の場合は小さい識別装置を使用しています。
理由としては、硬貨を入れると滑り落ちる際に摩擦抵抗が起こり、縦で入れる時より識別装置に到達するまで時間がかかりますが、綺麗に落下してくれるため、硬貨を保管するスペースを大きくする必要がないというメリットがあります。
そのため商品を置くスペースを大きく取りたい自動販売機にもってこいで、たくさん商品を置いておきたい飲料やタバコの自動販売機は投入口が横向きということになるのです。
飲み物などの自動販売機に速さを求めるより、商品の売り切れを防ぐほうが皆さんのためになるから横向きになっているのです。
投入口が縦向きの場合
縦向きの投入口の場合は大きい識別装置を使用しています。
理由としては、硬貨が縦に転がっていくため横向きよりも速く識別装置に到達するようになっており、駅の券売機などの人が混雑するようなところで効果を発揮し、出来る限りの混雑を防ぐためになります。
しかし、識別を速くするためや、複数の硬貨を一度に入れられるようにするために、どうしても大きめな装置を使わなければなりません。
なので、小さめの装置よりも性能は優れていますが、飲料などを販売する自動販売機には使用していないのです。
私たちのために、知らないところでちょっとした工夫が施されていましたね。
皆さんは似ている食べ物の違いを知っていますか?例えば、「唐揚げ」と「竜田揚げ」は同じような気がしますが、似ているだけで違う食べ物です。ほんの些細な違いではありますが、違いを答えられる人は少ないかと思います。違[…]
○○と○○の違い、似ているようで意外と似ていないものがやはり多いと思います。
もっと探してみたら意外な発見が見つかるかもしれませんね。