皆さんはカレンダーを見てやる気を出したり、反対にやる気がなくなったりとかしていませんか?
休みの前の日は頑張れるけど休み明けはやる気が出ない、なんてことがよくあるかと思います。
また、予定を忘れないようにメモするときや、祝日を確認するときなど、カレンダーは生活に必要不可欠なものですよね。
このように毎日見ているカレンダーですが、実はたくさんの雑学があることを知っていますか?
この記事では知らなそうなカレンダーの雑学を5つ紹介したいと思います。
知ってそうで知らない雑学5選
カレンダーの雑学5つ紹介していきます。
土曜日が青色の理由とは?
土曜日が青色の理由は、印刷機のインクが関係しています。
印刷の4原色は黄、赤、青、黒となっていて、赤は休日、黒は平日に使われているので、残った青が土曜日となりました。
黄色ではなかった理由は、白い紙に黄色だと目立ちにくいためです。
また、土曜日が赤になれなかったのは、先に日曜日が赤になっていたからです。
昔は土曜日が休みではなく、1973年のオイルショックが起きてから変わり始めました。
オイルショックが起きて以降、電気の節約ムードがあったため、土曜日も会社を休みにするところが増え、次第にカレンダーも土曜日は青に表示するようになり、今の週休二日制のカレンダーになりました。
昔から土曜日も休日だったら、土曜日が赤色だったかもしれませんね。
4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日は同じ曜日になる
本当かな?と疑いたくなりますが、ちゃんと毎年同じ曜日になります。
この理由は、間の日数が30+31+2=63日となり、63日(9週間)が7の倍数のため、同じ曜日になるということです。
ちなみに3月3日、5月5日、7月7日も同じ曜日で、9月9月と11月11日も同じ曜日になります。
9月9日と11月11日が前の3つと違う理由は、7月と8月が31日ずつあり、間の日数が変わってしまうからです。
気になる人は、カレンダーをチェックしてみてくださいね。
31日がない月の覚え方
カレンダーの中の31日がない月の覚え方で、とても簡単に覚えられる「西向く侍」という語呂合わせがあります。
これは漢字だと分かりにくいですが、ひらがなにしてみると分かりやすくなります。
31日がない月が「2月、4月、6月、9月、11月」の5つで、これを先ほどの言葉と置き換えると、
「に、し、む、く、さむらい」→「2、4、6、9、11」
となります。
しかしまたここで疑問になるのが、侍が11の理由です。
それはサムライを「士」という漢字でも表すことができるからです。
この「士」を上と下でバラバラにしてみると、
になります。
そのため「に、し、む、く、さむらい」→「2、4、6、9、11」と覚えることができるのです。
このように語呂合わせがあると分かりやすく簡単ですね。
祝日は全部で何日あるの?
祝日は全部で16日になります。
数字で見るとなんとなく少なく感じますが、土日と合体して連休を長くできる月もあるので、それを見て学校や仕事を頑張ることができますよね。
しかしそれでも、365日ある中で16日は少ないと思う人がいるかと思いますが、実は世界の中では多いほうなのです。
一番多い国はタイで23日、他には中国が21日、韓国が17日となっており、少ないところだとイングランドが8日、ドイツが9日、アメリカが10日です。
こうしてみると日本はまだ多いことが分かります。
また、振替休日がたくさんある年もあるので16日以上のチャンスもありますよ。(2019年は振替休日含め22日ありました)
実は祝日がない月が2回ある
それは6月と12月になります。
6月はもともと祝日がない月ですが、12月は天皇誕生日があったはずと勘違いをしていませんか?
確かにもともとは12月23日が天皇誕生日でしたが、2019年5月1日に今上天皇(きんじょうてんのう)が即位されたため、新しく2月23日に天皇誕生日が変わっています。
しかし、分かっていても感覚が12月のため、12月のカレンダーを見るたびにアッとなってしまいますよね。
祝日がない月はやる気が出ない人が多いと思いますので、もし祝日が増えるなら6月か12月になることを期待しましょう。
カレンダーは毎日見ているものですので、ふとした時に話すチャンスがあると思います。
この雑学を仕事の合間や、学校の休み時間の話しのネタとして使ってみてはどうですか?
【関連記事】
あなたはなぜティッシュが2枚重ねになっているか理由を知っていますか?何気なく使っているため、そんなこと考えたこともないかと思いますが、実はちゃんとした理由が3つもあるのです。なので、今回の記事ではこの気になったティッ[…]
みなさんは「100円玉」と「10円玉」ってどっちの方が大きいか知っていますか?上の画像で確認しても同じようにしか見えませんが、わずかに片方の硬貨の方が大きく作られています。どちらの方が大きいのか分からなくて気になるよ[…]
あなたはスーパーなどで卵を買うとき、白い卵と赤い卵のどちらを買うことが多いですか?お金の面で考えるなら白い卵のほうがいいですが、赤い卵のほうが美味しそうに見えて買いたくなってしまいますよね。これは好みによって買い方に[…]