これ勘違いしてるかも!洗剤の入れすぎは逆効果だって知ってますか?

  • 2022年7月22日
  • 2022年7月22日
  • 雑学

あなたは洗濯をするときに、つい多めに洗剤を入れてたりしてませんか?

多めに入れた方が汚れが落ちると思っている人がいるかと思いますが、実はこれまったく意味がありません

むしろデメリットのほうが多いので、今回の記事ではこの「洗剤の入れすぎによるデメリット5つ」を紹介していきたいと思います。

“いつも少し多めに入れてるかも”と心当たりがある人は、ぜひこれをチェックしてみてくださいね。

洗剤の入れすぎによるデメリット5つ

洗剤の入れすぎによるデメリットを5つ紹介していきます。

1つ目 汚れが落ちやすくなることはない

まず、1つ目のデメリットとしては、洗剤をたくさん入れても汚れが落ちやすくなることはないというところです

一見、洗剤をたくさん入れたほうが汚れが落ちやすくなると考えてしまいますが、まったくそんなことはありません。

むしろ、たくさん入れた洗剤の成分が洗濯物に残ってしまい、その残った成分が汚れをコーティングする形で付着するので、汚れを落とすどころか余計に悪化させます。

汚れを落としたくて洗剤を入れてるのにそれが汚れをコーティングしているなんて、完全に本末転倒なので気をつけましょう。

2つ目 泡立ちすぎて、逆に汚れが落ちにくくなる

2つ目のデメリットとしては、泡立ちすぎて汚れが落ちにくくなるところです。

これも1つ目と同様にきちんと洗えてるように思えますが、実はこの泡が洗濯の邪魔をしてしまいます。

と言うのも、泡立ち自体が悪いわけではないですが、泡立ちすぎてしまうとその泡がクッションのようになってしまい、汚れが落ちにくくなるのです。

また、その泡や洗剤を落とそうと洗濯機がすすぎを頑張ってしまうため、余計な水と電気を消費してしまいます。

泡立ちすぎると汚れが落ちにくくなる上に、水と電気の無駄使いまでしてしまうので、入れすぎには注意しましょう。

3つ目 洗濯物が洗剤臭くなってしまう

3つ目のデメリットとしては、洗濯物が洗剤臭くなってしまうところです。

もちろんのことですが、洗剤にはどれも良い香りがつけられているので適量を使えば大丈夫ですが、やはり入れすぎるとなると臭いがキツくなります。

また、洗剤によっては柔軟剤がいらないものもありますが、洗剤と柔軟剤を両方使っている人はより注意が必要ですね。

4つ目 衣類の「色落ち」や「痛み」の原因にもなる

4つ目のデメリットとしては、色落ちや痛みの原因になってしまうところです。

洗剤には汚れを落とすための漂白成分や蛍光剤が入っているものがほとんどになります。

それらはきちんと適量を使えば、汚れをキレイに漂白してくれますが、入れすぎてしまうとやはり衣類の色落ちなどに繋がってしまいます。

せっかく大事にしていた洋服などが、洗濯でダメになってしまうのは悲しいことなので気をつけましょう。

5つ目 肌の弱い人は肌トラブルを起こす可能性もある

最後になる5つ目のデメリットとは、肌トラブルを引き起こす可能性があるところです。

洗剤の主な成分とは薬品なので、それらが洋服などにたくさん付着するとなると、肌へのダメージに当然繋がります。

特に、肌の弱い人やアトピー体質の人、小さいお子様がいるご家庭ではより注意が必要です。

また、汚れが落ちやすい洗浄力の強い洗剤を選んでいる人は、それだけ強い薬品が入っていることを忘れてはダメですよ。

もし万が一、入れすぎた場合の対処法はあるの?

もし万が一、洗剤をたくさん入れすぎたかもと思ったら、洗濯後に再度水だけですすぎをしましょう

再度すすぎをすることにより、洗濯物に残ってしまった洗剤の溶け残りをしっかり落とすことができます。

じゃあ少なめに洗剤を入れるのはダメなの?

結論から言えば、もちろんダメです。

洗剤の適量とは、メーカーが何度も実験を繰り返して決めたものなので、それに従うのが一番ベストです。

確かに少なくすれば、洗剤の入れすぎによるリスクも少ないし、洗剤の節約にもなりますが、根本的に洗浄力が落ちてしまいます。

洗濯が終わった後の見た目がいくらキレイに見えても、見えない繊維の奥に汚れが残ってしまうかもしれないので、きちんと適量を守って洗濯をしましょう。

 

いかがでしたか?

意外と洗剤を多めに入れている人って多いのではないかと思いますが、入れすぎて良いことなんてまったくなかったですね。

リスクや手間を考えたら、やはりきちんと適量の洗剤を使って洗濯をするのが一番だということが分かりましたね。

 

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